2024ブリード 種親補強③ オオクワガタ【能勢yg血統】

2024ブリード補強第三弾‼️
絶煩Tajinyo兄貴より、今年も補強させていただきました(^^)
早速ご紹介。
1頭目は、安定のお任せで届いた個体ですが、流石!!
90.5㎜直子のバランスのとれた素敵な♀を送っていただきました
この♀は万能な感じがしますので、どの種♂にも合いそうですね!
そして2頭目
こちらはTajinyo氏の羽化報告を見て、顎太顎長で形状がカッコよかった90.3㎜の同腹♀を早い段階で、”予約ww” とお願いしていまして・・当たりライン♀をGET!!出来ました。
こちらもスタイル抜群で、体重乗りが良さそうな予感がww
今季も補強させていただきTajinyo様、ありがとうございました!
2024ブリードの布陣もだいぶと整い始めました。そろそろ組み合わせを考えないと・・
2023ブリードは種親♂1頭に対して相手♀が多くなり過ぎたので、来季は種親♂を増やしオスの負担を無くすことで、少しでも産卵ステージをスムーズに行えないか?と構想中。
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2024ブリード種親補強② オオクワガタ(能勢yg血統)

2024ブリード補強第二弾‼️
ひろパパさん🦎より素敵な♀を補強させていただきました。
そしてそして、ひろパパさんから羽化力があるC2ラインがおススメとの事で、そちらもお願いしまして・・・後日、何やらXが盛り上がっているかと思いきや💦 ひろパパさんの羽化報告で超特大92.9㎜!! なんと、そのおススメC2ラインの♀が92.9㎜同腹という Σ(・ω・ノ)ノ!
素晴らしい(怖ろしい・・)補強をさせていただきましたm(_ _)m

2024年ブリード楽しみだ~
そして、クワカブ釣り部も幽霊部員とならないように・・釣行しないと(^^;
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2024ブリード 種親補強① オオクワガタ 【能勢yg血統】

来季も能勢YG866系をブリードを頑張りたいと、大鍬悶左衛門様に補強の相談をしていました。大鍬悶左衛門様のブログ記事にもありますが、2024ブリードは諸般の事情で休止されるとの事で、補強の話が急展開😱💦
強烈な大顎の866系100%個体をお譲りいただきました🙇♂️
本来なら悶様の来期ブリードの種親として活躍だった個体ですが、託していただきました💦
身に余る大役・・本気で頑張ります💪



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2023ブリード 一本目→二本目 オオクワガタ【能勢yg血統】

毎年、9月初旬からSNSでは、各ブリーダーさんの1本目→2本目交換後の投稿で賑わっています。もちろん我が家もw
今年は、何か違う!!
何が・・と言うと、8月中旬になると餌を喰いあがった幼虫が出現し、ヒヤヒヤしてました。もちろん対策として、今年は♂用の菌糸を20本ほど早めに詰めて準備していたのですが・・
出ない!! まったく喰いあがる食いしん坊が💦
8月末にやっと喰いあがりっぽいボトルが数本だけ出てきました。
それなりに頭でっかちな幼虫も今年もいました。
数頭を前倒しで交換しましたが、1本目で40gUPなんて出ませんよ😅
1本目の交換ではYG2307(NLB参戦ライン)、YG2316が良い感じで体重が乗ってくれてます。
今回目立ったのが、食痕の状態を見て♀判定ボトルからも、♂がどんどん出てきます😨💦
3ヵ月の間、何してた?って言いたくなりますよね・・
でも28~31gの幼虫が多いので、次に期待。
本格的にオオクワブリードを始めた2020年からの幼虫データの比較をしてみました。
2020年は何が良いのかわからないブリード
2021年は兎に角、体重重視で考えたブリード
2022年は形状、血統に拘ったブリード
今年のテーマは・・形状、血統、そして体重重視と色々考えて組みました。
体重を見ると、あまりパッとしませんね😅
2021年ブリード途中からswitchBotで温度管理をしています。導入当初は細目にチェックしていましたが、ここ最近では温度設定時のみ温度確認しています。
1本目は24度を目標にしています。(switchBotは23.5~24.5度設定)
昨年のデータは遡れませんがだいたい平均24.5度弱だったような・・? 今年は少し低かったかも??
※温度が上がっているところは菌糸詰めやらで、ブリードルームの出入りや滞在が多かった期間です(笑)
予定では2本目は23度を2ヵ月→18度を2ヵ月と冬温度に入れていきますが、半月ほど冬温度期間を短くしようかと検討中。2022ブリードは2本目を放置しすぎて色々と失敗がありましたので、今年は幼虫、菌糸の状態を月一くらいはチェックしたいと思います。
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23NLB参戦! ~能勢町産オオクワガタ限定羽化バトル~

今年度は思い切ってNLB(2023-NOSE LIMITED BATTLE)に参加させていただきました。KLB/NLB運営関係者様、参加者様、今年度よろしくお願いします(^^)
参加するには上位を目指したいですね。でも結果がダメでも楽しめたらオッケーです✨
2023NLBエントリーメンバーは26名。ベテランブリーダーさんから若手ブリーダーさんまでが参加表明されており、中には初年度で90㎜UPを作出されて勢いある若手ブリーダーさんも。
自身は、2019年にプレ的にオオクワブリードを始めて、今年で5年目として参戦させていただきます。
上位を目指すには、自ブリラインで一番期待するラインを・・・
あのライン・・いや、このラインかも・・
結局、組んだラインは全て期待しているラインなので、一番数が採れたラインにしよう!!※頭数制限が無いので、純粋に♂頭数が多い方が有利(笑)
と、いう感じでエントリーラインが決定!!
管理ライン:YG2307 こちらが2023NLB参戦ラインとなります。42頭(♂15 ♀26 ★1)※もう少し♂が欲しかった・・😢
種親♂89.1㎜ YG2114-20
この♂種親は、2022ブリードで我が家の一番体重が乗った(45gUP3頭)YG2210の種親♀(早期)と同腹であり、体重乗りは期待できます。
種親♀57.0㎜ YG2111-21
♀種親は、2021ブリードで一番体重が乗った(47g筆頭に16頭中9頭が40gUP) YG2111ラインでこちらも体重乗りが期待できますね。
体重乗り抜群ライン同士の組み合わせで、あらためて見ると楽しみな体重モンスターラインですが、その分羽化ステージの難易度は格段に上がりそうです・・が、一発狙います!!
2本目投入は完了していますが、手応えはまだわかりません(笑)
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ミヤマクワガタ "北海道産"

昨年夏、高校生ブリーダーJessieさんより、ミヤマクワガタ(北海道産)の幼虫をいただきまして、プチリベンジ?しました(笑)
※7年前に、息子が捕まえたミヤマクワガタの♀で産卵セット組んで、全く採れなかった経緯があります💦
今回は幼虫からスタートですのでプチリベンジと言うことで(笑)
ミヤマは二年くらいじっくり時間をかけてブリードする方が大きくなる様なので、ブリードルームで一番冷える場所で管理。

まず、一本目→ニ本目。うちはオオクワ以外は基本、♂♀の判別はしません。理由は・・いまいちわからないから💦

次に二本目→三本目。
えっ!・・羽化してる??
二年計画が・・Σ(・□・;)

♀は37、37.5㎜でした。
さらに♂も・・羽化(苦笑)

サイズは61㎜でした。やはり大型を狙うには二年かけないと難しい😓
【ミヤマクワガタ(北海道産) 61㎜】

やっぱミヤマクワガタってカッコいいですね!
因みに、北海道ミヤマはエゾ型で大顎の先端の二股が大きく、頭側内歯が小さいのが特徴の様です。

♂一頭がまだ幼虫してました。20gupまで程遠いですが、まだもう少し大きくなりそうな🧐?
ちょっと期待✨
そしてそして、虫友のガルザスさんから能勢産のミヤマクワガタを数頭いただきました!
能勢産はフジ型で大顎の先端の二股が小さく、頭側の内歯が大きくなっていますね。
こちらは大きいペアを種親として、産卵ステージからリベンジです💪


マットをガチガチに固めて・・
産んでくれます様に🙏
こちらは、『深山能勢ガルザス血統』として管理させていただきます(笑)
まずは70㎜up!目指してがんばります😁
2023年ブリード ~産卵ステージその2~ オオクワガタ【能勢yg血統】

途中まで記事を書いて、投稿が滞ってました。
もう2本目に投入準備していますがw
2023ブリードの産卵ステージ備忘録として。
さて、最強に苦手な産卵ステージ。苦手ならライン数でカバーしてやるぞ!って事で、昨年より10ラインほど増やして30ラインを決行することに。
途中、トラブルが発生(2年目種親♂が、1♀ペアリング後に★など)しましたが、調整しながら何とか30頭の種親♀のペアリングが終わり、餌食いも良好。産卵セットへ投入し1週間後に餌補給&確認すると見事に全ての♀が材を齧ってました(^^)v
安堵しそこから2週間放置。
まず手応えが良い材から割り出し。
出るわ出るわ・・順調に20~30頭ほど採れ、マットにもしっかり産み付けているのも確認。今期は楽勝!! 500頭くらい採れそう(笑)

空砲‥空砲‥‥そして空砲‥
30ラインから、その後足掻いて採れたのは16ライン。しかも1ライン2頭、3頭しか採れないラインも続出。
今期は特に58㎜~61㎜デカ♀を揃えてましたので、難儀するのは想定内ではありましたが‥採れない💦
自ブリは240頭と、目標の300頭に達する事が出来ず撃沈‥‥
デカ♀難しいです(-。-;

幼虫採りに苦労し予定数に届かなかった我が家。タジ兄貴(絶煩Tajinyo氏)から『幼虫20頭送りますよ!』と、優しいお言葉
開封してみると‥50頭(;゚Д゚)


そして師匠(絶煩ともぞう氏)から追加で20頭‥
"絶煩"って恐ろしい‥
良血ありがとう御座いました!
絶煩ブランド幼虫を楽しみたいと思います(^^)v
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2022年ブリード~羽化報告~ オオクワガタ【能勢yg血統】

ドキドキの2022ブリードの羽化ステージも、2023ブリードの産卵ステージでバタバタしているなか、4月には8割ほどが羽化。5月には中旬には数頭残して羽化していました。今期は絶煩K+さんから新発売した菌糸プレスのアタッチメント効果があったのか、昨年よりボトル側面に蛹室を作る個体が少なく、人工蛹室に移した蛹は3頭だけでした。ど真ん中で蛹室を作ってくれた個体が多かった事もあり、掘り出しがずるずると引き延ばしになっていましたが、♀が自力ハッチし蓋を齧り始めた事もあり掘り出しスイッチが入りました。中にはしっかり成熟しきっており、掘り出し途中で指を思いっきり挟まれたりと、冷や冷やしながらでした(・。・;
最終体重が35gほどからの羽化個体は完品してくれますが、40g以上の幼虫は翅パカや下翅落ち、羽化途中で力尽きていた個体も多く、45gUP幼虫は顎先に幼虫の頭が引っ掛かった状態で、そのまま重度の不全で羽化している個体(数週間後に★)など、デカい幼虫の羽化ステージの難しさを再度痛感しました。
2022年ブリードデータは更新していますので、良かったら見てやってください。
【 2022ブリードデータ 】
結果的には、昨年に引き続き90㎜UPがでてくれ目標達成!!となりましたが、何かやり切った感が無く、大型を狙うブリードではありますが、完品羽化優先をポリシーとしていますので、沢山の不全個体を前に、何か晴れない気持ちとなる2022ブリードとなりました。
もちろん、すでに2023ブリードは始まっており、落ち込んでばかりでは同じ失敗を繰り返すことになるので、反省点はしっかり改善し2023ブリードにつなげていきたいと思います。
そんな不全や★が多い中に、なんとかかっこよく羽化してくれた個体たちの報告をさせていただきます。※羽パカもおりますが・・(^^;
♂88.2㎜【YG2204-11】
親の886は思い入れのある個体ですので、この子供たち2頭体制で来期に挑みたいと思います。

YG2210は強烈に幼虫体重が乗ったラインで、45gUPの幼虫を注視している中、完全ノーマークだった最終幼虫体重38gの羽化ボトル蛹室窓を除くと翅パカ確定💦 掘り出してみると・・なんかデカい?そして顎シャキ! ノギスを当てると、やっぱデカかった(笑)
翅パカは残念ですが、手にとった感じは、今までとは違う雰囲気の個体でした。
2211ラインも体重が乗りましたが、翅パカ量産してしまい苦戦でした。こちらの羽化個体は、僅かに翅先が開いてしまいました。種親♂865の顎シャキの特徴が出なかった個体ですが、体幹が強そうなので、来期の種親候補です。
こちらは種親♂865の顎シャキは引き継いだものの、長さでは今一つ・・その分、大迫力の体を手に入れました(笑) 翅先は残念ですが、体は全体的に余力を感じますし、今後の進化も期待出来そうです。
♂88.0㎜ 【YG2212-27】
目標は大型狙いですが、最終目標は大型で顎先がシャキーンとして顎が長く太く、そして体も幅があり且つ薄い個体・・イメージはフェラーリやランボルギーニのようなスタイルのオオクワガタなんですよね(笑)
そんな感じで形状を楽しんでいる我が家にとって、来期種親として楽しみな個体も数頭出てくれました。
♂86.0㎜ 【YG2210-13】
83㎜とサイズは全くですが、掘り出した時には声が出ました(笑) 突き刺さるような顎形状に顎長で、来期はこの個体とともに、顎を攻めたいと思います。
と、こんな感じで2022年ブリードの羽化報告は終了となります。
2022年度でもお世話になりました師匠や仲間、そして素晴らしい菌糸を提供してくださりました銚子オオクワガタ倶楽部様、種親を提供してくださりました師匠、M’sさんに感謝です。
2023年度もどうぞ宜しくお願いします。
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ウーコクワガタ ~羽化~

昨年夏、初令幼虫で購入してましたウーコクワガタが羽化していましたので・・
忘れないうちに記事にします(^^;
少数管理ですが、その他のクワガタやヘラヘラのボトル交換や羽化時期も重なり、自力ハッチしてボトルを”カリカリ・・”と・・観察管理不足で反省(-_-;)
最近は息子がフォローしてくれますので助かります(笑)
ウーコクワガタですが、500㏄カワラ菌糸(Eカワラ)に投入して4ヵ月ほどで二本目に交換しました・・が、1頭だけまだ二令幼虫してます💦 その他は、いい感じ??なのかよくわかりませんが、全頭無事確認できました。
二本目は、菌糸ボトルか迷いましたがサイズより完品羽化が目標なので、マットボトルへ投入しました。マットが安全なのかはわかりませんが。
3月にボトルを確認すると、2頭が羽化していました♪しかもボトル底で・・
怖じ怖じ掘り出してみましたら・・
どちらも綺麗に羽化してくれていました!
メスは頭のコブ?が1つなんですね~
一つ勉強になりました。
サイズは33㎜と31㎜。
オスは上品な感じで国産コクワと比べ艶がありますね。
サイズは45㎜ともう1頭は30台後半。ウーコクワガタの情報があまり無く、これが大きいのか小さいのかはわかりません。
もう一頭・・そう・・二本目交換時に二令だった個体はしっかり三令になりまだ幼虫してます(笑)
一先ず、2ペア+α確保できましたので、累代出来そうですね!
簡単なデータとして
- 2022年6月 孵化 マットプリカ
- 2022年8月 1本目(Eカワラ)
- 2022年12月 2本目(MDクワガタマット)
- 2023年3月 羽化
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2023年ブリード開始 ~産卵ステージ~ オオクワガタ【能勢yg血統】

2022ブリードも最終ステージの羽化に向けて、我が家のブリードルームはピリピリとしてます‥‥って言っても、ジッと待つだけなんですけどね(^^;
2022ブリードは♂の早期羽化はいなかったので、どんな個体が出てくるのかワクワクしています(^^)
さて、我が家は予定通り皆様と比べ、少し早い2023ブリードのスタートを切っています。
2021年、2022年の失敗(幼虫が思う様に採れなかった)から、考察&ともぞう親分の指導で2023ブリードは、一つひとつの課程を大事に産卵ステージを進めました。
まず、簡単に過去の産卵ステージでの実績
- 【2020年】10ライン→ 10ライン(100%)
- 【2021年】18ライン → 11ライン(61%)
- 【2022年】19ライン → 12ライン(63%) ←かなり足掻きました。
①越冬は大事?
2020ブリードでは、種親は秋から常温飼育に切り替えて越冬。ただガレージで越冬させていましたが、ゴソゴソとしっかり休んでいる様子も無く、先輩ブリーダーからのアドバイスにて2ヶ月弱ほど冷蔵庫で冬眠させました。
産卵セットを組んだライン数が少ないものの、一回目の産卵セットで9ラインから幼虫が採れ、採れなかったラインも再セットで採れました。
そして2021、2022ブリードでは♂も♀もブリードルーム(18度~24度)で管理し、越冬させずにひたすら餌を与えていました。
2021、2022ブリードでは一回目の産卵セットは4割ほどのラインしか幼虫が採れず、2割くらいは材すら齧っていない産卵材も‥ 2022ブリードで著明に出たことは、自ブリ♀の通常羽化♀からは1ラインも採れず、採れたラインは全て早期羽化♀という結果に。
他のブリーダーさんで、越冬させずに幼虫を沢山採られる方もおられるかと思いますが、我が家の環境では早期を除いてスムーズに産卵ステージを進めて行くには、越冬は重要であると考えます。
②種親のコンディションは?
あらたに気になった事は♂、♀のコンディション。オオクワガタを飼育していると、やたらとゼリーを食べる期間があったかと思うと、2週間以上、ゼリーを食べない期間があったりします。
一番、がっつく期間と言えば、後食を開始して半月~1ヶ月後と越冬後。そしてペアリング後、♀は産前産後でしょうか?
この越冬後のがっつく期間にペアリングをすれば、ペアリングの成功率は上がる?と思い、2023ブリードお試しで実践してみました。
お試しはあまり数も抱えれないので、♂4頭と♀4頭の4ペアで実践。
まず、冷蔵庫で5ヶ月間、越冬させていた種親を起こします。
♂4頭中3頭、♀も同様に4頭中3頭が2日ほどでゼリーをがっつき始めました。
残りの1ペアも1週間後にはゼリーを食べ始めましたので、ペアリング開始。
翌日に3ペアを3日間同居。
交尾の確認は出来ていませんが、どのペアもメイトガードとゼリーは完食していました。
翌日に産卵セットへ投入。
お試しですので、材は太めの材を半分にカットして、10日間産卵セットを組む事にしました。


10日後‥


良い感じに産んでくれてそうなので解除。
1週間後割り出し結果‼︎
・881×535
幼虫2頭、卵19個
・891×545
幼虫0、卵9個
・895×550
幼虫0、卵7個 ※無精卵多数で孵化7頭
再セット分で‥ 幼虫3頭、卵9個
・900×565
幼虫5頭、卵6個
再セット分(マット産卵) 卵24個+9個
結果、10日間セットでは充分な産卵数で4ペア全てから採る事ができました。891は無精卵が出ましたが、その後ペアリング無しの再セットで無精卵が出なかったので、ペアリング自体は上手くいっていたのでしょう。
あくまでも我が家の環境での考察ですので、他のブリーダーさんの地域や飼育環境の違いから結果は様々かと思いますが、このスタイルで2023ブリードを実行したいと思います。
さて、2023年の本ブリードですが、2月末に種親を一斉に起こしました。種確認で使用した900(2115-20),895(2108-02),891(2114-20)、881(2105-04)は1月初旬には再度越冬させていました。
今期は上記4頭と、2年目の865(M’s氏2021-3)、860(2119-04)※ともぞう氏より里子幼虫当方羽化個体の866系の計6頭体制で挑みます。個性豊かな布陣が揃ったと思っています。
♀もいい感じですが、やはり数頭はまだ食いの悪いのもいてます。
ペアリングの順番
昨年までは、♀サイズや羽化月(早期なども)を考慮し、サイズの大きいのは後半に回したりと、ペアリングの順番を決めていましたが、今期は餌食いの良い♀を優先して順番を決めました。大きいサイズや早期個体が前半にくることもありましたが、気にせずペアリング。
昨年まではペアリング後に♂♀が別に過ごしていたり、ゼリーが全く減っていなかったりするペアもいましたが、今回は全てのペアがメイトガードとゼリーの完食or8割摂取くらいでした。
お互いが餌を食べる状態なので、自然と同じく餌場での接触が、ペアリング欲を促したのかな?と推測しています。
気持ちが良いほどの爆食してくれています。
そして昨年同様、4月1日~産卵セット開始しました。
今季は♀サイズが大きいので爆産は期待できませんが、80%ほどのラインから幼虫が採れたらと思っています。
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